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2014年6月23日月曜日

タミヤRB6 完成

タミヤ RB6 です!私にとっては初めてウレタンクリアでコートしたプラモです。
ウレタンクリアは塗膜が厚くなる代わりに美しい光沢を手軽に出すことが出来ます。

車体を覆う多くのデカールはカルトグラフ社製。薄く破れにくく素晴らしい品質でした。
ノーズ上面の両端が盛り上がるVノーズと呼ばれるフォルムは、ノーズ先端を左右張り合わせ、
ボディ側をスライド金型にする事で再現されています。
ダブルディフューザーが特徴的なバック・ビュー。繊細さと組みやすさを両立。
グランド・エフェクトを意識した低重心が現代のF1のトレンド。何気なく組んでも、若干の前傾姿勢を精度よく再現してくれます。
車体の塗装には、青色、黄色共に、タミヤ指定色を用いています。特に、青のパールブルーは、
美しい色である反面、隠ぺい力が低いので、下地を水色に塗れば、ムラを少なく塗ることが
出来ます。台のライト・グレーは車体色に合わせて調色し、塗装しました。


リア・タイヤのロゴはエアブラシで塗装しています。特製の冶具を作り、それを用いれば
ステンシルを圧着する出来るので、ハッキリとマスキングする事ができます。
ハンドルも説明書の指示に沿って塗るだけで、実感を高める事が出来ます。
ドライバーのベッテルと、ウェーバーで塗りわけが異なるので注意が必要です。

実車ではカウルの牛の背の辺りにFダクトと呼ばれる空力デバイスが収められています。
キットではそれを別パーツによって再現。カウルを取り外し、別パーツを取り付ける事によって、
肉厚によるディフォルメを最小限に留めています。
複雑で繊細に見えるフロントサスペンション周辺は、ウレタンクリアによって塗幕が厚くなり、
正確な取り付けを難しくさせました。

キットは、説明書の指示通りに塗れば、初心者の方でも手軽に二色に塗られた車体を再現出来るように、インダクションポッド周辺やノーズのパーツ形状にあわせたデカールが用意されています。この場合、極力マスキングをせずに、車体色の塗りわけが行えますが、実車に無い分割が
出てしまうので注意が必要です。

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